3月16日
花粉症。
トマト鍋。
いっしょに働いている先輩にギターを教える。やはりバレエコードはむずかしい。
じぶんはもうギターを弾けないようには弾けないことがよくわかる。
(とくに惜しくはない)
3月17日
窯元さんのところへおじゃましてたこ焼きとお好み焼き。
食べてるあいだ、ラジオで河島英五さんの亡くなる直前のライブ音源がかかっていた。病と闘っている身体とはとうてい思えない、力強い声だった。
酔っぱらって、信楽のまちの細い道を歩いて帰る。食べきれなかった焼きそばを持っている。
とても寒かった。まだ春ではなかったかもしれない。
3月18日
今月いっぱいで信楽の部屋を引き払うので、つめるだけの荷物をつんで高槻に帰る。
3月19日
あたたかかった。おばあちゃんのところへ。いつもより目が動いていた。
それから電車に乗って奈良の三郷町へ曽我部恵一さんの歌を聴きに行った。
はやく着いてしまった。駄菓子屋さんでチョコバットを買った。公園のベンチに座り、食べながら持ってきた茨木のり子さんの詩集「見えない配達夫」を読む。「真夏の夜の夢」という詩がとてもいいと思った。曽我部さんにも同じタイトルの曲がある。(※曽我部さんの曲は「夏の夜の夢」でした。)「はじめての町」という詩もあった。三郷町にくるのははじめてだったので、じぶんの今の気持ちと重なるところがあるか、と考えながら読んだ。
時間が来たので会場のカフェへ。
曽我部さんの歌、どの曲もよかったな。
これからどうなるかわからないけど、大丈夫なんだ、と思いました。
すばらしい夜でした。